1分でわかる!高配当銘柄の武田薬品

お金の使い方

お疲れ様です。安月給リーマンです!

今回は、高配当銘柄として有名な武田薬品を紹介したいと思います。

目次

記事を見る前に注意!

いつもの話になりますが、株は自己責任でお願いします。

今回私は「お金を使う」という名目で、銘柄を具体的に記載しますが、

なぜそう思ったか?必ず理由を読んで

自分で責任を持てる方のみ参考にして下さい。

結論

海外の製薬会社シャイヤーの買収で株価を落としたところにコロナショックが起きて

3000円代まで株価が下がったが、4000円近くまで上がり落ち着いているので

ここらへんが一つの目安と見るべき。

ただし、今後の不透明感が強い相場では、上がる可能性も下がる可能性もあるので

長期保有の場合は、下がっても売らない自制心が必要!

状況:シャイヤー買収騒動+コロナショックで落ちてた株価が回復してきている

武田薬品といえば、有名なのがシャイヤー買収騒動です、

シャイヤーというアイルランドの大手製薬会社を買収するために武田薬品は

巨額の資金(6兆8千億円)を投じて買収しましたが、投資家たちの間で

「買収に金を使い過ぎではないか?」という懸念が起こり株価が低迷しました。

買収(M&A)すると「のれん分けのリスク」というのが発生します。

実はシャイヤーという企業も、海外の有名な製薬会社を数多く買収し、

元々のれん分けのリスクが大きい企業でした。

そこに、武田薬品が、巨額の資金を投じて買収したため、

投資家たちから、「のれん分けのリスク」に耐えられない可能性が高いと

判断されてしまったのです。

低迷中に重なる形で、コロナが発生し、一時株価は、3000円代まで下がりました。

現在は、コロナショックも落ち着き株価を取り戻しています。

戦略:長期保有一択※ただし

色々な騒動があったとは言え、コロナで下がっていた株価も落ち着いてきているため

長期保有がベストだと思います。

ただし、長期の場合であっても、コロナで不透明な相場を考慮し、

一時減配する可能性も含めて、長期保有できる覚悟が必要だと思います。

デイトレ狙いの方へ

株価は落ち着いてしまった今、デイトレの旨味はあまりないです。

2番底狙いで静観がいいと思います。

ただ業績だけを見ると、売り上げは下がっていますが、営業利益、最終益

共にかなりの黒字なので、今後業績が上がることを期待して

買うという選択肢もあります。

長期保有もしくは、配当狙いの方へ

あまり深く考えないでの購入はお勧めしません。

業績は回復しつつあるので将来を見据えて今買うのもありだが、

現状では減配のリスクが極めて高いため、直近1~2年は減配する覚悟を持ったうえで

購入するのが良いと思います。

マイナス要素:決算での、最終1株益と配当金がギリギリである。

上気の赤枠を見てみると分かるのですが、1Qの1株当たりの利益が52.9円

武田薬品は景気敏感株ではないので、単純に1Q~4Qまで同じような売り上げと

考えて、52円を4倍すると、208円程度になります。

武田の配当金は180円なので、ほぼ90%近い会社の売り上げが配当に回る

ということになります。

JTのように安易に減配できない事情がない限りは、減配のリスクが高いと見るべき。

1Q以降、コロナ過の先行き不透明な中で売り上げが

今以上に落ち込む可能性を考えると少しリスクが高いと見るべきだと思います。

プラス要素:財務を見ると、体力はあるので乗り切る可能性は十分!

業績は順調に回復しており、コロナ過での減配の可能性が高い

そのあと回復する可能性は十分に秘めているとも取れます。

上記の財務をみても自己資本比率の安全圏である40%近い値をいまだ保っている

ため、会社の体力的にはそこまで深刻ではないと私は見ています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は高配当かつ景気敏感株ではないが、色々な問題も抱えている株を

コロナでの業績推移を見ながら深堀してみました。

どんな株にも言えることですが、下がる可能性も上がる可能性もあります。

長期保有かつ配当目当ては、株価が下がったときでも売らない強い自制心

必要になるので、こういった不安材料を並べて見てもらってそれでも

この株は買いだ!

と思える方のみ買うことをお勧めします。

これからも色々な株の情報を分析して発信するのでぜひ見てくださいね!

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