お疲れ様です。安月給リーマンです!
今回は、価値が変動する株という資産について、世界的な不況が起きた時に
想定できる株価の下落率の考え方を銘柄ごとに紹介したいと思います。
もちろん、100%予知できるか?と言われれば不可能なのですが、
何も考えず暴落が起きるのと、自分の中である程度心の準備をしておくのでは
全く状況が違いますし、心の状態も雲泥の差です。
そんな株価下落の想定を、具体的な銘柄と事象を説明しながら紹介したいと思います。
注意してほしいのは、この考え方は、世界的な不況という外的要因に対して
どれくらい株価が下がるのかを想定した考え方です。
たとえば、順調に業績がさがって倒産寸前などの会社の内部の要因に対しては
ある程度予想はできるかもしれませんが、最悪株が紙切れになる可能性も
あります。その点に注意して、見てくださいね!
目次
記事を見る前に注意!
いつもの話になりますが、株は自己責任でお願いします。
今回私は「リスクの検証」という名目で、銘柄を具体的に記載しますが、
なぜそう思ったか?必ず理由を読んで、
自分で責任を持てる方のみ参考にして下さい。
結論
コロナショックやリーマンショックなどの過去の暴落相場を参考にする。
大きな株価下落は、必ず下がる原因があるため、その原因を中心に考えます。
オリックスの暴落時の価格を考える場合、
・外的要因の一時下落相場は、1100円代、
・業績悪化など内的要因の場合は、1000円を切る可能性が高いと判断します。
ここから、
オリックスの買いを考えるとしたら、1200円~1600円の間に買えば
1~2年の配当含め、+になるのではと思っています。
言葉にしてしまうとこれだけなのですが、これだけだと何をどう考えたら
良いか分からないと思うので、具体的な事象を挙げながら解説しています。
オリックス(8591)
オリックスは主に総合リース企業ですが、リーマンショック時に170円代を
つけるなど、かなり株価が下落した企業としての印象がつよいです。
そんなオリックスの下落時の価格を見てみましょう。
・リーマンショック時:最低価格170円代
※株探だと見えずらかったため、Trading Viewを使用しています。
下落理由:
リーマンショックに加え、海外機関投資家の売りが殺到したから
・コロナショック時:最低価格1100円代
下落理由:
外出自粛によって航空機器などのリース系が大打撃を受けたから
オリックス下落の際の考察
懸念(マイナス要素):
リーマンショック時に起きた原因の海外機関投資家売りについて、
依然として海外機関投資家の割合は、保有割合は大きいです。
そのため、今後、海外機関投資家が売りと判断した場合、リーマンショック時
と同等の値下がりが起こる可能性があると考えています。
リーマンショックまで下がらない理由(プラス要素):
オリックス自体も懸念点で上げたことは、
理解していて、ふるさと優待などの個人投資家向けの施策を実施しており
保有割合も、個人投資家の割合が増している。
また、コロナショック時の決算発表では、
リーマンショック時の教訓を生かし配当金の維持など、
投資家に向けてのアピールを行い、株価下落を食い止めている。
・現在(2020年10月4日)時点:1318.0円
この株価の流れから、何か外的要因があったときの一時下落相場は、1100円代、
さらに、今後の業績など不透明な状況に陥って明確に、好材料を出せない場合は
1000円を切る可能性が高い銘柄と判断します。
ただし、2度の世界的な不況にもたえ、黒字を維持し続けているという
財務状況は強みになるので、今後上がること
個人的に買いを考えるとしたら、1200円~1600円の間に買えば
配当含め、+になるのではと思っています。
まとめ
いいかがでしょうか?今回はオリックスの暴落時の株価について予想してみました。
暴落時の株価を予想できれば、次の暴落時にその付近で買えば利益を上げられる
可能性が高いですし、
長期保有を検討している方からすれば、ナンピン買いの参考になります。
この予測方法で重要なことは、実際に過去に起きたことを参考にするため、
市場の予測もある程度できる点です。
もちろん、だからといって100%信用してよいものではありませんが、
精神安定の一つと考えてもらえればと思います。
これからも、いろんな株の見方やお得な情報を紹介するので
ぜひ見てくださいね!
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