お疲れ様です。安月給リーマンです!
今回は、決算日を2月9日に控え、前回の決算では上方修正も発表され
株価も上昇した銘柄JTについて財務の面から分析と戦略を立ててみました。
目次
記事を見る前に注意!
いつもの話になりますが、株は自己責任でお願いします。
今回私は「お金を使う」という名目で、銘柄を具体的に記載しますが、
なぜそう思ったか?必ず理由を読んで、
自分で責任を持てる方のみ参考にして下さい。
みんなだいすきJTとは?
JTといえば、タバコの販売で有名かつ、
よく分らないCMがテレビで流れることでも有名な企業です。
株を知らない人にはここまでですが、
株を知っている人からするとJTといえば、高配当銘柄で有名な企業です。
NISAランキングにも常連で登場し、一部の投資家に人気が高いことから
「みんな大好きJT」と呼ばれたりしています。
状況:前回の決算で上方修正を発表し、JTホルダーたちが沸き立つ
前回の10月30日の決算にて、通期の予想を8.4%上方修正して、
減益率が17.9%→11.0%に縮小する見通しを発表しました。
決算資料を見てみると、国内のたばこ需要はそこまで上昇してはいませんが、
海外たばこ、医療事業での増加が主な要因で+為替一定での利益成長を牽引したと
あり、成長余地がある海外たばこ事業が伸びた結果の上方修正だと分析できます。
戦略:決算次第では買いだが、国内の需要減がネック
財務は安定していますが、業績があまりよくないのは相変わらずだと思っています。
なので、決算次第ですが、個人的には様子見推奨です。
デイトレ狙いの方
様子見推奨です。
もともと、市場自体が成熟しきっているため、
そこまで伸びも期待できないと考えています。
もちろん、電子タバコや、医療系の分野で業績を伸ばす可能性もありますが、
それは、決算で正式な発表が出てからでも遅くないと思います。
デイトレでJTを触るのであれば、もっと業績のよい企業がくらでもあるので
そちらを買った方が良いと思います。
配当、長期保有狙いの方へ
配当ねらいで、数単元か買うのはありだが、集中はお勧めしない。
配当金が高く、株価も割安なので、配当狙いで買うのもありですが、
集中投資はお勧めしません。
もちろん、財務の健全性は高く、あと数年は問題なく配当を維持できると思いますが、
それなら、スクロールなどの小型、中型で配当もそこそこ出ている業績の良い企業の
方が良いと思います。
一番のお勧めは、保有比率を予め決めて、全体の20~30%くらいで考えておくと
何かあった時でも対応できるし、それまで配当金の恩恵を十分に受けることができると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
JTは配当金や株主優待など魅力的な銘柄ではありますが、
そこばかり気をとられていると、足元をすくわれる可能性もあるので、
注意が必要です。
ですが、個人的に配当金の恩恵自体は捨てがたい目柄なので紹介してみました。
今後もこういったチャンス銘柄や気になる銘柄について紹介したいと思うのでぜひ見てくださいね!
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